Maxillofacial deformity due to mandibulectomy at the childhood.
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概要
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There are few reports about maxillofacial deformity and its developmental change caused by mandibulectomy at the childhood. The authors studied the maxillofacial deformity after mandibulectomy mainly by means of PA cephalogram.<BR>The study objects included 8 patients who had undergone mandibulectomy in the age 5 to 15 years, at the First Department of Oral and Maxillofacial Surgery, Tokyo Medical and Dental University Hospital. Seven cases were diagnosed as ameloblastoma, and one as fibrosarcoma of the mandible.<BR>PA cephalograms were taken at their adult ages, and analyzed. PO perpendicular was adopted as the standard of the midline of the face in analysis. Lateral cephalograms and Orthopantomograms were also used in analysis of the deformity as well as clinical findings. The results obtained are listed below.<BR>1) The maxillofacial deformity after mandibulectomy was observed as midline deviation of the upper and lower jaws, hypoplasty of the mandibular ramus, extrusion of the upper molars, lotation and tilt to the disease site of the mandible, malocclusion and flattened angle of the mandible.<BR>2) The degree of the maxillofacial deformity depended upon the operation method, the deformity was comparatively mild in the marginal resection cases. After hemimandibulectomy with conserving the lower border of the mandible till the mandibular angle, deformity had less than the conventional hemimandibulectomy without conserving the lower border of the mandible.<BR>3) In the same operation group, the deformity of the patients who underwent the operation at a younger age had more severe deformity than those who underwent the operation at an older age.<BR>From above result, we think the minimum operation is desirable at childhood. If the mandibular lesions were cyst or cystic ameloblastoma, marsupialization would be suitable in order to minimize the operation or to postpone the operation to an older age. If mandibulectomy must be done in childhood, it is important to conserve the condyle, the lower and posterior border of the mandible.
- 社団法人 日本口腔外科学会の論文
著者
-
藤井 英治
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面機能修復学講座
-
天笠 光雄
東京医科歯科大学 医歯学総合研究科 顎顔面外科学分野
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塩田 重利
東京医科歯科大学歯学部第1口腔外科学教室
-
佐藤 建夫
東京医科歯科大学歯学部第1口腔外科学教室
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篠塚 恵造
東京医科歯科大学歯学部口腔外科学第1講座
-
伊藤 昭彦
東京都立松沢病院歯科口腔外科
-
塩田 重利
東京医科歯科大学歯学部口腔外科学第1講座
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