<I>Porphyromonas gingivalis</I>菌体表層に存在するヒスタチン8に対するレセプターの同定と特性
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概要
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<SUP>125</SUP>Iで標識したヒスチジンの多いペプチド (ヒスタチン) のタイプ8の<I>Porphyromonas gingivalis</I>381菌体への結合を調べた。その結果, この結合は迅速な反応であり, 非標識ヒスタチン8により阻害された。結合飽和曲線の結果を基にして, Scatchard解析を行ったところ, <I>P. gingivalis</I>381菌体には, 解離定数が約3.9×10<SUP>-6</SUP>Mで, 細胞1個当り約1.5×10<SUP>4</SUP>個の親和性の低いレセプターが存在することが明らかになった。ヒスタチン8と<I>P. gingivalis</I>381菌体との結合は, 反応系にCu<SUP>2+</SUP>イオンを添加することによって, 特異的結合が約30倍に増加するという新知見を得た。ヒスタチン8と<I>P. gingivalis</I>381菌体表層のレセプターとをクロスリンクさせ, SDS-ポリアクリルアミド電気泳動で展開後, オートラジオグラフィを行った結果, 分子量が約44kDaと41kDaの位置にレセプターが存在した。
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