ゴムの架橋密度と基本物性に関する研究
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概要
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近年の多様化するゴムニーズの一つとして高弾性化への要求があるが, 加硫ゴムでこの性質を得るために硫黄を増量していくと, 力学物性(例えば, 引張り物性)が最大を示した後減少し, 物性の最小値を示す長い領域(レザー領域)を経て, 樹脂状の物性を示す領域(エボナイト域)になり, 目的とする高弾性域で良好な物性が得られない.このようなレザー領域出現の原因として網目構造の不均一性が旧くから言われているが, 具体的な研究報告は少ない.そこで本報では, 架橋密度の増加に伴う引張り物性の温度依存性を追跡の基本とし, DSCによるガラス転移点の広がりの変化から架橋間分子量の分布を追い, 更に小角X線による架橋点の大きさの分布を観測して, レザー領域は網目構造の不均一性が大きくなることを見出だした.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
著者
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中内 秀雄
株式会社ブリヂストン 研究開発第本部
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内藤 壽夫
株式会社ブリヂストン 研究開発第本部
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内藤 壽夫
内藤技術士事務所
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井上 栄
株式会社ブリヂストン工業用品基礎材料開発室
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中内 秀雄
ブリヂストン
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内藤 壽夫
株式会社ブリヂストン開発研究所
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井上 栄
株式会社ブリヂストン, 工業用品開発部
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中内 秀雄
株式会社ブリヂストン工業用品基礎材料開発室
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中内 秀雄
株式会社ブリヂストン 工業用品本部材料開発部基礎材料開発室
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内藤 壽夫
株式会社ブリヂストン
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中内 秀雄
株式会社ブリヂストン
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