ポリジメタクリル酸亜鉛補強HNBRの構造解析
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概要
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部分水素化NBR(HNBR)とメタクリル酸亜鉛(ZDMA)との複合体は, カーボンブラック補強ゴムと比較して高強度(55MPa)が出るのが特徴である. パーオキサイドで架橋を行う工程中で, 平均粒径5μmのZDMAモノマーはin situで重合する. その過程でZDMAは拡散しながら重合し最終的に2nmサイズに分散されたPoly-ZDMA粒子相を形成する. この粒子が凝集して高次構造を形成する. 観察されたモルフォロジーと引張特性との関連性について述べる.
著者
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野村 顕正
日本ゼオン(株)中央研究所
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斉藤 孝臣
日本ゼオン株式会社 研究開発センター
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豊田 明宣
日本ゼオン株式会社 研究開発センター
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斉藤 孝臣
日本ゼオン (株) 開発総合センター
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高野 仁
日本ゼオン株式会社 研究開発センター
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高野 仁
日本ゼオン株式会社
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豊田 明宣
日本ゼオン株式会社
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