高分子材料の耐天候性試験における暴露光源の分光放射照度の測定方法
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概要
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高分子材料の耐天候性試験に使用される暴露光源の分光放射照度を分光放射照度標準臭素ランプ(連続スペクトル光)と比較して光電的に測定する方法について述べた. 連続スペクトル光源の分光放射照度Eλ(W•m-2•nm-1)は光電流の比例計算によって求めることができるが, 被測定光源が線スペクトル光を持っている場合には, それぞれの線スペクトルの分光放射照度E(λ)(W•m-2)を計算するためには, 使用したモノクロメーターの波長幅が既知でなければならない. 光電子増倍管(PMT)R 106の分光感度に対する温度の影響を測定した結果, PMTの温度を約30°Cに自動調節しさえすれば, ポリマー暴露場のように外気温の変化がはなはだしい所でも, 安定なモニターが可能であることがわかった.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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