紫外線蛍光ランプを光源とする高分子材料の人工促進暴露試験装置の試作
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
紫外線蛍光ランプを光源とする高分子材料用の人工促進暴露試験装置を試作した. 20ワットのランプ例えばFL20S-E及びFL20S-BLを組合せて12本使用するもので, カーボンアークやキセノンランプの場合よりも紫外部の分光放射照度のコントロールが容易である. ポリマー試験片の光劣化速度の再現性向上のためにはポリマー試験片温度の再現性をよくする必要があり, 試験片の熱収支を一定にするために試験片まわりの風向と風速とを厳密にコントロールしなければならない. このためにはランプも試験片とは別系統の空気流によって温度コントロールしなければならないが, 今回は実行できなかった. 入手し得た紫外線蛍光ランプの分光放射照度を50cmの距離で点灯時間の経過にしたがって測定した働程特性を1000hまで報告する. 風洞中で測定したランプの温度特性も報告する.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
著者
関連論文
- 光暴露試料表面の真の相対湿度の測定方法
- マテリアルライフ学会に希望する
- 耐天候性(熱,光劣化,信頼性評価法)
- 高分子材料の耐天候性試験における暴露光源の分光放射照度の測定方法
- 高分子材料の暴露試験の光モニターに利用する各種分光放射照度とその単位
- 紫外線蛍光ランプを光源とする高分子材料の人工促進暴露試験装置の試作
- ヨーロッパ紀行
- 標準化の必要性 : ISO TC 61東京大会参加記
- 報文図面用原稿用紙について