自記記録式一定伸長速度の引張試験機について : (附) インストロン試験機
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概要
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最近電子工学や自動制御工学が発達したために, 材料試験機にもこれらの技術がとり入れられるようになった. 荷重検出部での慣性や摩擦による誤差は振子の代りにストレインゲージや差動変圧器を使うことによってなくなり, 伸長速度はサーボ機構によってコントロールできるようになった。荷重一伸曲線を引張試験と同時に書くことができる.この様な試験機の一例としてインストロン試験機をあげた. 2g〜5ton の範囲で引張, 圧縮などに用いることのできる万能機である.ダンペル試料の標線間の伸長速度を一定にするには伸計によって引張速度をコントロールしなければならない.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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