トレーサーによるチアゾール系促進剤とイオウの分散の判定
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概要
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ゴム配合中における2, 3の促進剤およびイオウの分散状態をみるために, 放射性同位元素<SUP>3</SUP>H, <SUP>35</SUP>Sで標識したM, DM, NBSおよびイオウを, 混練りしたゴム配合物 (黒配合, 純ゴム配合) にオートラジオグラフィを適用した.<BR>オートラジオグラムから分散状態がよく観察できた.また, 不均一分散の場合生ずるブロックについては, 光学顕微鏡による観察結果とよい一致が認められた.<BR>各種ゴムの黒配合物中のM, DM, N8S, イオウの分散状態を, テストロールとバンバリーテストロールでの薄通回数, 熟成の有無充てん剤の有無, 加硫前後等の要因により比較検討した.M, DM, NBS, イオウは通常の混練によって, 未加硫時は, 均一分散の上に若干のブロック (5〜30μ) が存在するが, 加硫後は均一分散のみとなる.
著者
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長崎 英雄
住友化学工業株式会社大阪研究所 化成品研究室
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石飛 富夫
住友化学工業 (株)
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石飛 富夫
住友化学工業 (株) 大阪製造所応用研究部
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遠藤 道雄
住友化学工業 (株) 大阪製造所医薬研究部
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葉杖 正昭
住友化学工業 (株) 大阪製造所医薬研究部
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三宅 邦男
住友化学工業 (株) 大阪製造所医薬研究部
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長崎 英雄
住友化学工業 (株) 大阪製造所応用研究部
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