ガスクロマトグラフィーによる桑葉の揮発性成分に関する研究(第1報) : 中性及び酸性成分について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ガスクロマトグラフィーを用いて桑葉揮発性成分の検討を行なった結果,中性部分から23種,酸性部分から12種の成分があることを認め,中性部分から従来確認されたもの以外にアルコール類としてイソブチルアルコール,イソアミルアルコール,エステル類としてイソアミルアセテイト,ケトン類としてアセトフェノンとさらに未知物質が少なくとも6種類ほどある.一方,酸性部分として新たに酪酸イソ吉草酸,吉草酸(?)イソカプロン酸,カブロン酸と少なくとも4種類の未知物質の保存することがわかった.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文