ガスクロマトグラフィーによる桑葉の揮発性成分に関する研究(第2報) : 酸性成分およびフェノール成分
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ガスクロマトグラフィー,薄層クロマトグラフィーを用いて桑葉揮発性成分-酸性,フェノール両成分の検討を行なった結果,酸性成分については従来より知られていた有機酸のほかに2種の未知成分が存在し,フェノール成分についてはフェノール,オイゲノール,o-クレゾール,グアヤコール,サリチル酸メチル,およびm (or p)-クレゾールを新たに確認し,さらに1種の未知成分の存在することを明らかにした.またこれら主要成分の相対量を検量曲線より求めるとともに,蚕期別に得られた桑葉中の各成分変化をも調べた.