モノアシルグリセリンとピログルタミン酸の反応および反応生成物の性質について
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概要
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新規アミノ酸系界面活性剤としてモノアシルグリセリンとピログルタミン酸の反応生成物4種を得た.これらの内容成分を検討したところ, 40〜50%のモノアシルグリセリンピログルタミン酸エステルのほか10〜20%のジアシルグリセリンなどの生成が認められたので,反応生成物からモノオクタノイルグリセリンピログルタミン酸エステルを単離し確認した.さらに反応生成物および単離精製物の性質を検討したところ,乳化力,帯電防止力などに特長が認められ,また安全性についても問題はなく,界面活性剤として各用途へ使用できることがわかった.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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