時間制限給与ラットにおける骨格筋グリコーゲン量に対する食餌脂肪レベルの影響
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概要
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時間制隈給与に馴らしたラットに脂肪カロリー比の異なる食餌をよえ,骨格筋,横隔膜,肝臓のグリコーゲン量,肝臓,骨格筋のホスホリラーゼ活性,血糖値,血清遊離脂肪酸濃度を測定した.肝臓,横隔膜のグリコーゲン量は食餌脂肪レベルの上昇に伴い減少したが,骨格筋のグリコーゲン量は脂肪レベル50%までは減少したがそれ以上脂肪レベルが上昇しても減少しなかった.食餌脂肪成分の筋グリコーゲン量の蓄積におよぼす効果について血清遊離脂肪酸濃度の変動を介しての血糖のとりこみ速度,ホスホリラーゼ活性,糖新生活性から考察した. 本研究の一部は昭和50年度日本農芸化学会大会(札幌)で発表した.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
著者
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舩引 龍平
東京農工大・応用生物科学科
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伊藤 善朗
東京農工大学農学部農芸化学科
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石井 彰
東京農工大学農学部農芸化学科
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原田 隆一郎
東京農工大学農学部農芸化学科
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堀坂 宣弘
東京農工大学農学部農芸化学科
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