タバコの揮発性塩基に関する研究(第1報) : 乾燥葉および生体植物の低沸点アミンについて
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概要
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乾燥葉たばこ,ならびにタバミコ植物中に存在する低沸点アミンをガスクロマトグラフィーにより検討した.葉たばこのアミンとして15成分を検出し,そのうち12成分を同定した.これらアミンの含量は葉たばこの種類(鉄管乾燥および空気乾燥葉たばこ),窒素施用量によって変動するけれども, Nメチルピロリジンは低沸点アミン類中量的に主要なものである.タバコ植物にも乾燥葉で認められたと同様な多くのアミンの存在が確認できた.また生葉ではイソブチルアミン,イソアミルアミン,根ではメチルアミンの存在割合が乾葉に比べて高かった.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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