糸状菌液内培養による蛋白分解酵素の生産に関する研究 : (第2報)洗滌菌体振盪法及び本法の影響因子について
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概要
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1. 使用菌株の洗滌菌体を蒸溜水で振盪することにより振盪培養の最高以上の酵素活性度を有する酵素液が得られる. 2. 本法によつて酵素を生産させるには好気的状態と完全な細胞が必要である. 3. 糖,有機窒素源等の栄養源を添加すると酵素の生産は阻害されるが無機窒素源は促進する. 4. Oxydative phosphorylationのuncoupler,防腐剤等は酵素の生産を阻害し, thioglycolateは促進する.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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