出力変動を考慮に入れた太陽光発電と蓄電池の最適電源構成からみた導入可能性分析
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概要
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This paper presents the evaluation on the impact of an extensive introduction of photovoltaic (PV) system and stationary battery technology into optimal power generation mix in Kanto and Kinki region. The introduction of solar PV system is expected to be extensively deployed in Japanese household sector and utility company in order to address the concerns of energy security and climate change. Considering this expected large-scale deployment of PV system in electric power system, it is necessary to investigate the optimal power generation mix which is technologically capable of controlling and accommodating the intermittent output-power fluctuation inherently derived from PV system. On these backgrounds, we develop both solar photovoltaic power generation model and optimal power generation mix model, including stationary battery technology, which are able to explicitly analyze the impact of PV output fluctuation in detailed resolution of time interval like 10 minutes at consecutive 365 days. Simulation results reveal that PV introduction does not necessarily increase battery technology due to the cost competitiveness of thermal power plants in load following requirement caused by PV system. Additionally, on the basis of sensitivity analysis on PV system cost, dramatic cost reduction proves to be indispensable enough for PV to supply a bulk of electricity similarly as thermal and nuclear power plant.
著者
-
藤井 康正
東京大学大学院工学系研究科
-
小宮山 涼一
東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻
-
中村 洋祐
東京大学
-
柴田 紗英子
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻
-
中村 洋祐
東京大学工学部システム創成学科
-
小宮山 涼一
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻
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