生活支援の需給バランスに基づいた広域的な相互扶助システムの検討手法
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概要
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人口減少や高齢化の進展により,単一の集落のみの相互扶助ではすべての住民の生活機能を確保することが困難となっている.このため,安心できる生活環境を支えるには,集落外の住民の支援を想定した集落の連携に基づいた広域的な相互扶助システムを構築することが有用となりうる.そこで本研究では,将来における生活支援の需給バランスを把握するとともに,需給の過不足を調整するための効果的な連携を分析する手法を数理計画法を用いて開発する.また,これら一連の手法を鳥取県三朝町に適用し,その有効性を実証的に検討する.
- 社会技術研究会の論文