無人運転技術を用いた車両共有システムの導入に伴う環境影響に関する分析
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概要
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無人で車両が走行する技術が確立されれば,車両を共同利用することによって様々な人々の移動の機会を確保しうるシステムを構築しうる.しかし,このようなシステムの実現を検討するためには,その導入が社会にどれだけの影響を与えるのかの把握が必要である.そのための基礎情報を得ることを目的として,本研究では資源・エネルギーという環境的な側面に焦点を当て,システムのもとで所与のトリップ需要に対してどれだけの資源,すなわち車両の投入が必要か,また,車両の走行にどれだけのエネルギーを要するかについて定量的に評価するモデルを数理計画法を用いて構築する.その上で,ある地区を対象にいくつかのモデルを想定して実証的に検討する.
- 社会技術研究会の論文