慢性放射線皮膚炎上に生じた有棘細胞癌の1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
慢性放射線皮膚炎上に生じた有棘細胞癌の1例を報告した。皮膚悪性腫瘍の根治的治療は, 転移のないことを証明したうえで早期の外科的摘出が第一であり, それに伴う障害に対する再建は二次的に考えるのが基本原則である。しかし, 現在の高齢化社会において悪性腫瘍の発生頻度の上昇は明らかであり, たとえ高齢であっても, 可能な限り根治的手術を行ったうえで, さらに機能再建を行うことが望ましい。
著者
-
高木 正
住友病院形成外科
-
南 祥一郎
兵庫医科大学皮膚科
-
倉本 賢
兵庫医科大学皮膚科学教室
-
宮崎 孝夫
兵庫医科大学皮膚科学教室
-
相模 成一郎
兵庫医科大学皮膚科学教室
-
小沢 和哉
兵庫医科大学皮膚科学教室
-
湯 正明
兵庫医科大学皮膚科学教室
-
田原 真也
住友病院形成外科
-
薄 丈夫
住友病院形成外科
-
相模 成一郎
兵庫医科大学皮膚科
関連論文
- 上顎癌切除後の眼窩底即時再建法 : チタンメッシュと遊離前腕皮弁による方法
- 小児に発症した悪性黒色腫の3例
- 涙嚢炎症状で発見された涙嚢由来の基底細胞癌の1例
- 経験 鼻尖・鼻背の欠損に対するWheatley法による再建の経験
- 上顎癌摘出時の眼窩底再建 -チタンメッシュおよび遊離前腕皮弁を用いた方法
- ラット小腸弁生着過程の組織学的検討
- 当科における基底細胞癌の統計的検討
- 眼瞼周囲の悪性腫瘍の皮弁術 : 私の使い分け
- 遊離前腕皮弁を用いて再建した頭部熱傷瘢痕癌の1例
- Mohsの新鮮組織法に準じて施行した基底細胞上皮腫の治療経験
- 過去5年間における当科での重複癌の統計
- 慢性放射線皮膚炎上に生じた有棘細胞癌の1例
- 遊離前腕皮弁を用いて再建した頭部熱傷瘢痕癌の1例
- T cell subset in the skin lesion of sarcoidosis
- 胎児皮膚(胎生12週)に於けるリンパ管について -光顕及び電顕的観察-