慢性放射線皮膚炎上に生じた有棘細胞癌の1例
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概要
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慢性放射線皮膚炎上に生じた有棘細胞癌の1例を報告した。皮膚悪性腫瘍の根治的治療は, 転移のないことを証明したうえで早期の外科的摘出が第一であり, それに伴う障害に対する再建は二次的に考えるのが基本原則である。しかし, 現在の高齢化社会において悪性腫瘍の発生頻度の上昇は明らかであり, たとえ高齢であっても, 可能な限り根治的手術を行ったうえで, さらに機能再建を行うことが望ましい。
著者
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高木 正
住友病院形成外科
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南 祥一郎
兵庫医科大学皮膚科
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倉本 賢
兵庫医科大学皮膚科学教室
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宮崎 孝夫
兵庫医科大学皮膚科学教室
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相模 成一郎
兵庫医科大学皮膚科学教室
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小沢 和哉
兵庫医科大学皮膚科学教室
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湯 正明
兵庫医科大学皮膚科学教室
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田原 真也
住友病院形成外科
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薄 丈夫
住友病院形成外科
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相模 成一郎
兵庫医科大学皮膚科
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