サフラン培養細胞からのアントラキノン系色素の高生産
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概要
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サフランの造る色素はクロセチンを代表とした, カロチン系の色素であり, アントラキノン系色素が報告された例は, 培養細胞を含めても今までなかった. 我々はすでに, サフラン培養細胞における遊離アミノ酸の定量やPAL活性の測定を報告してきた. 今回, 既知ではあったがサフラン培養細胞では始めてアントラキノン系色素の生産を見出し, 培養細胞間に生産性の差があることを明らかにするとともに, この色素のもつ抗菌活性などについて知見を得たので併せて報告する.
- 日本植物細胞分子生物学会の論文
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