腸管機能に及ぼすアップルファイバーの影響-糖尿病患者について-
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概要
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The effects of dietary apple fiber on serum lipids and bile acid levels, fecal bile acid and fatty acid excretion, and fecal mass were investigated in 7 patients with diabetes mellitus.The apple fiber 5-15g once or three times daily was given to the patients for 6 months and the effects were compared with those before the administration of the fiber.After 6 months administration of the fiber, an average serum cholesterol level was reduced to 8.5%, but serum triglyceride and fecal mass were increased to 37.3% and 20.8% respectively.Daily fecal bile acid excretion was also increased from 221.3 to 318.5mg (43.9%, p<0.05). Among the bile acid components, proportion of chenodeoxycholic acid was remarkably increased (8-17%, p<0.01).An average stool frequency was changed from 0.85 to 1.33 per day, but neither fat malabsorption nor changes of serum bile acid concentration were seen.We concluded that the apple fiber may have a weak effect similar to that of cholestyramine or lactulose.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
著者
-
中村 光男
弘前大学医学部保健学科
-
中村 光男
弘前大学医学部第3内科
-
菊池 弘明
弘前大学医学部保健学科看護学専攻
-
筒井 理裕
弘前大学医学部内科学第三講座
-
小沼 富男
弘前大学医学部内科学第三講座
-
武部 和夫
弘前大学医学部内科学第三講座
-
玉沢 直樹
弘前大学医学部第3内科
-
牧野 勲
弘前大学医学部第3内科
-
筒井 理裕
弘前大学医学部第3内科
-
今村 憲市
弘前大学医学部第3内科
-
小沼 富男
弘前大学医学部第3内科
-
遅野井 建
弘前大学医学部第3内科
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