高分子酸化防止剤の研究-3-ポリビニルフェノ-ルについて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A series of poly (<I>o</I>-vinylphenol), poly (<I>m</I>-vinylphenol) and poly (<I>p</I>-vinylphenol) were synthesized and their antioxidant effects on autoxidation of lard were examined by oven tests at 60°C. The results were compared with those for corresponding novolak type oligomers. Polyvinylphenols showed better antioxidant effects than the corresponding monomers, but were slightly inferior to BHT. Both the position of hydroxyl groups on aromatic rings and molecular weights of the polyvinylphenols were the factors determining the strength of this effects. The most effective molecular weights for poly (<I>o</I>-vinylphenol) and poly (<I>p</I>-vinylphenol) were from about 600 to 700. Polyvinylphenols were slightly inferior to novolaks in antioxidant effects. Of the polyvinylphenols, poly (<I>o</I>-vinylphenol) was best. These differences may possibly be due to cooperative intra-molecular hydrogen bonding between phenolic hydroxyl groups and the conformation of polymer chains in lard.
- 日本油化学会の論文
著者
関連論文
- 酵素を触媒とする生分解性脂肪族ポリエステルの合成およびモノマー化リサイクル
- 光学活性な2鎖型ジアンモニウムカチオン両親媒化合物の合成及びそれらの界面化学的性質
- シクロデキストリンポリマーゲルの過酸化物保持能に対する合成温度の影響
- 雀百まで
- シクロデキストリンの過酸化物に対する親和性
- 栄養源有機基質の金属錯体による変換反応 (配位化合物) -- (生体機能に関連した配位化合物)
- 置換グアニジン型両性界面活性剤の合成と性質〔英文〕
- 高分子酸化防止剤の研究-2-線状及び環状メチレン結合フェノ-ルオリゴマ-について
- 金属錯体におけるNoncovalentな相互作用 (1985年の化学-12-)
- コバルト(3)錯体を用いる有機反応 (1983年の化学-12-)
- ペプチドの生理活性と置換不活性金属イオン (1981年の化学-12-)
- 無機化学--長鎖を有する金属錯体 (1980年の化学-12完-)
- 配位化合物による反応制御 (これからの化学と化学工業(特集))
- 油化学におけるイオン交換体の応用
- MAPキナーゼカスケードの多重安定性に対する非線形動力学解析
- アミロ-スの部分的酸化により得られる主鎖中にグルコピラノ-スを有するポリカルボン酸塩の生分解 (生体機能材料-1-)
- 有機ビルダ--25-主鎖中のグリコピラノ-ス残基を有するデンプン系ポリカルボン酸塩の生分解性とビルダ-作用
- 有機ビルダ--22-主鎖にエ-テル結合を含むオリゴマ-のビルダ-性能と生分解性
- バイオマスプラスチックの現状と将来
- 酵素法によるグリーンポリマーのリサイクル
- 酵素触媒重合と分解プロセスを活用する循環型グリーンポリマーの創製
- 高分子酸化防止剤の研究 (第1報) : 全オルトメチレン結合線状アルキルフェノールオリゴマーについて
- 有機ビルダー (第19報) : ポリカルボン酸型オリゴマーの金属イオン封鎖能とビルダー性能について
- アクリル酸エステル型オリゴマーの泡消し性について
- 有機ビルダー (第20報) : ポリ (β-リンゴ酸ナトリウム) の生分解性とビルダー作用について
- アクリル酸とビニルアルコール, メチル=ビニル=エーテル及び2-ヒドロキシアクリル酸とのコポリマーについて : 有機ビルダー (第18報)
- アクリル酸-ビニルスルホン酸型コポリマーについて : 有機ビルダー (第17報)
- 有機ビルダー (第16報) : オリゴマーの生分解性
- 有機ビルダー (第15報) : テロマー型ビルダーについて
- 有機ビルダー (第14報) : アクリル酸系オリゴマーについて
- 有機ビルダー (第13報) : ラジカル重合及びアニオン重合により得られたポリ (メタクリル酸ナトリウム) とポリ (フマル酸二ナトリウム) について
- ジオール類の泡消し性 (第5報)
- 有機ビルダー (第12報) : ポリ (アクリル酸ナトリウム) 及びポリ (2-ヒドロキシアクリル酸ナトリウム) について
- 二次核生成によりキラル選択性が増幅される反応系
- 高分子酸化防止剤の研究(第4報) オルト位で直接結合したフェノールオリゴマーについて
- 高分子酸化防止剤の研究(第2報) : 線状及び環状メチレン結合フェノールオリゴマーについて
- 有機ビルダー (第25報) : 主鎖中にグルコピラノース残基を有するデンプン系ポリカルボン酸塩の生分解性とビルダー作用
- 栄養源有機基質の金属錯体による変換反応
- 置換グアニジン型両性界面活性剤の合成と性質
- 有機ビルダー (第22報) : 主鎖にエーテル結合を含むオリゴマーのビルダー性能と生分解性
- 油化学におけるイオン交換体の応用
- 有機ビルダー (第11報) : マロン酸型エーテルカルボン酸のビルダー効果について
- ジオール類のあわ消し性 (第4報)
- 有機ビルダー (第10報) : エーテル結合をもつカルボン酸型ビルダーの物理化学性 (その3)
- グリコールのあわ消し性(第2報)
- グリコールのあわ消し性 (第3報) : エチレンオキシドならびにプロピレンオキシド付加体について
- 有機ビルダー (第8報) : エーテル結合をもつカルボン酸型ビルダーの物理化学性 (その2)
- 有機ビルダー (第7報) : キレート型ポリカルボン酸のビルダー効果に対する置換基の影響
- 1-オレフィン二量体より得られたグリコールのあわ消し性
- エーテル結合を含む二塩基酸 (第7報) : ビルダー作用 (その5) グリセリンおよびそのオリゴマーの多塩基酸
- カルボン酸型ビルダー溶液の物理化学性
- エーテル結合を含む二塩基酸 (第6報) : ビルダー作用 (その4) エーテル結合を含む二塩基酸と三塩基酸および四塩基酸との比較
- 有機ビルダー (第21報) : メチルグルコシド骨格を有するポリカルボン酸
- s-アルキルグルコピラノシドの界面活性,抑泡力,生分解性及び抗菌性〔英文〕
- 有機ビルダ--23-ポリ〔(アクリル酸ナトリウム)-co-(2-シクロヘキセン-1-オン)〕の合成とビルダ-性能〔英文〕
- キチン及びキトサン誘導体の合成と吸・保湿性
- エ-テル結合を含む二塩基酸-5-ビルダ-作用-3-オキサモノカルボン酸およびオキサトリカルボン酸との比較
- 高分子酸化防止剤の研究-3-ポリビニルフェノ-ルについて
- 生分解性を有する多糖系高分子量ポリカルボン酸塩の設計と合成洗剤用ビルダ-性能
- 有機ビルダ--24-ポリ〔(アクリル酸ナトリウム)-co-(2-シクロヘキセン-1-オン)〕の生分解性〔英文〕
- エーテル結合を含む二塩基酸-3-ビルダー作用について
- エ-テル結合を含む二塩基酸-4-ビルダ-作用-2-オキサ,アザ,チア,ヒドラジノおよび2-オキシエチルイミノジカルボン酸について