ニトロアルカンを用いる昆虫フェロモン<I>cis</I>-12-ノナデセン-9-オン, <I>cis</I>-13-イコセン-10-オン及び<I>cis</I>-5-ウンデセン-2-オンの簡便な合成

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概要

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• <I>cis</I>-12-ノナデセン-9-オン (4a), <I>cis</I>-13-イコセン-10-オン (4b) 及び<I>cis</I>-5-ウンデセン-2-オン (4c) の簡便な合成を報告する。 (4a) は1-ニトロノナン (1a) とアクロレインのMichael反応を利用して三段階で, 目的のフェロモンを合成することができた。 (4b) は1-ニトロデカン (1b) を出発物質にして, 収率よく得ることができた。同様に (4c) はニトロエタンとアクロレインのMichael反応を利用して合成することができた。

• 社団法人 日本油化学会の論文

著者

• 宮腰 哲雄

  明治大学工学部工業化学科

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