地すべりの危険度評価における数量化理論適用の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
地すべり地における土木構造物の設計に際し, 防災的な観点から, 最近, 地すべりの危険度評価が多く実施される傾向にある。危険度評価の従来手法は, 既存資料の収集と, 現地踏査を行った後, 経験的判断により地すべりブロックに危険度ランクを設定するものである。本研究では, 既存資料ならびに現地踏査による質的データを数量化理論第III類を適用して数量化し, アイテム, カテゴリーの群別分類を行うことにより, 客観的な立場に立つ危険度評価を試みたものである。
- 社団法人 日本地すべり学会の論文
著者
関連論文
- 4章 眉山崩壊の危険度評価と崩壊・土石流対策(1部 火山災害への自然科学のアプローチ)
- 人工衛星データによる植物活性を導入した地すべりの発生予測法
- アンケート及びチェックリストによる長崎都市圏住民の防災意識の分析
- AIDA-AHP連成手法の提案と過疎地域における基幹交通体系の再編計画策定・評価への適用
- 土石流の事例解析と発生予測法の一試案
- 地すべりの危険度評価における数量化理論適用の試み