外耳に分布する神経 : ヒトとスンクスについて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
形態が哺乳動物種間で最も変化に富むとされる外耳において神経分布に種差は存在するのか, 特に原始的な体構造を有するとされる食虫目に属するスンクスとヒトの比較を行った. 外耳領域における神経分布について肉眼解剖学的手法を用いて検討し, 以下の結果を得た.<BR>ヒトおよびスンクスともに三叉神経, 顔面神経, 迷走神経の3種の脳神経と頸神経叢の枝が外耳領域へ分布しており, 分布する神経の種類において種差は認めなかったが, その分布面積の割合に差があるものと思われた.
著者
-
服部 康夫
日本医科大学付属多摩永山病院
-
伊藤 博信
日本医科大学 解剖学第二教室
-
弓削 庫太
日本医科大学 耳鼻咽喉科
-
須藤 光
日本医科大学第一病院耳鼻咽喉科
-
上野 則之
日本医科大学第一病院耳鼻咽喉科
-
宮木 孝昌
日本医科大学第二解剖学教室
-
弓削 庫太
日本医科大学
-
弓削 庫太
日本医科大学第一病院耳鼻咽喉科
-
伊藤 博信
日本医科大学第二解剖学教室
関連論文
- スギ花粉症に対するオキサトミドの臨床効果-神奈川県多施設による3年間の検討-
- 挿管によるラット気管粘膜傷害とその修復過程における細胞動態に関する実験的研究
- 蒸留水によるラット鼻粘膜傷害とその再生に関する実験的研究
- リンゲル液内におけるボタン型アルカリ-マンガン電池の放電に関する研究 - ボタン型電池異物による局所傷害因子に関連して -
- ヒト腰神経根の形態学的研究
- 鍍銀染色と免疫組織化学的方法による肩峰下滑液包の神経終末の観察
- 硬骨魚類の糸球体前核
- メダカ突然変異体haの前庭神経系の解析
- 日本解剖学会第100回総会記録
- E-P36 亜鉛はカイニン酸の神経毒性を増強する
- 膀胱癌の膀胱傍組織内転移 : 頻度,存在部位,形態についての検討
- ラット最長筋筋紡錘における感覚神経終末の組織化学的観察
- 神経分布形態から見た腰部多裂筋の解剖
- 中耳コレステリン肉芽腫の成因
- IIA-1 硬骨魚類と哺乳類の三叉神経節細胞の体部位局在性分布の共通性(技術,一般演題発表,第46回日本組織細胞化学会総会・学術集会)
- 気管食道を主とする直達鏡検査法の現況と進歩
- 鼻•副鼻腔papillomaの超微形態学的観察
- 外耳に分布する神経 : ヒトとスンクスについて
- 硬骨魚類の大脳新皮質
- 花粉症へのエメダスチンの予防,治療効果 -多施設による二重盲検群間比較試験-
- スギ花粉症に対するトラニラストの効果--神奈川県多施設による3年間の検討
- Fenbufenの上気道炎症に対する二重盲検臨床試験
- 機能的鼓室形成術に対する検討
- The fluctuation of blood pressure and heart rate of vertigo patients.
- Clinical evaluation of tofisopam in the treatment of tinnitus. Tinnitus and autonomic dysfunction.:-Tinnitus and Autonomic Dysf unction-
- CASE REPORT OF A FOREIGN BODY IN THE NASAL CAVITY: EXPERIMENTAL RESEARCH ON LIMITED DAMAGE
- 聴器真珠腫ならびに癌発生に関する実験的研究