日本の国際文化交流とポップカルチャー : 商業ベースの普及と政府の役割
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概要
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1990年以降のグローバル化や民主化の進展で、国際文化交流に相手国国民の広い受容が求められる時代となった。このため、日本政府は世界的に評価を得ているポップカルチャーの活用に着目している。本稿ではポップカルチャーを用いた国際文化交流における政府の役割は、商業ベースで輸出されるポップカルチャーの普及対象の偏り、背景となる日本文化の伝わり難さ、経済力のない国への普及等の課題に対処することとの結論を得た。
- 文化経済学会〈日本〉の論文