塩基性平炉鋼滓中のライム迅速定量法
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概要
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EDTA滴定による塩基性平炉鋼滓中のライムの直接定量法を検討した.試料を塩酸および過酸化水素で分解し,塩化マグネシウムを加え水酸化ナトリウムでpHを約12.5とし,NNすなわち1-(2hydroxy-4-sulfo-1-naphthylazo)-2-hydroxy-3-naphthoicacidを指示薬として<I>M</I>/20 EDTA標準溶液を加え,<I>M</I>/20 Ca<SUP>2+</SUP>標準溶液で逆滴定した.本法は所要時間5〜6分で,塩基性平炉鋼滓中のライムの迅速定量に適用して満足すべき結果が得られた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文