交流断続弧光法による鋼中微量アルミニウムの分光定量
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概要
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鋼中の微量アルミニウムをリトロー型水晶分光写真機を用い,交流断続弧光法によって正確に定量するために,弧光電流,電極間隙,露光時間および断続比の影響を検討し,最適条件を求めた。これらの要因のうち分析にもっとも影響のあるのは弧光電流で,ついで電極間隙,露光時間の順序で,断続比の影響は認められなかった.<BR>つぎに分析線について検討し,他元素との同時定量のためには3092.71Åまたは3082.16Åが便利なこともあるが,0.01%以下の微量域においては,3961.53Åを用いる方が感度および精度も優れていることを明らかにした.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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