アルコキシル基の微量定量法 : 有機微量分析に関する研究(第6報)
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概要
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アルコキシル基の定量の際,物質の種類によっては,たとえばエステル類のあるもの,揮発性物質などは,通常の操作では沃化水素酸と十分反応せず,したがって低い分析値をあたえる場合がある.<BR>著者はこのたび考案した装置を用い,フラスコ中で密閉分解をおこない,分解後フラスコを直接蒸留装置に連結し,生じた沃化アルキルを蒸留し,以下著者が先に発表した,"燃焼法"により定量をおこない,満足な結果を得た.<BR>この改良法は上述の物質を目標に改良したものであるが,通常の物質の定量にも満足な結果をあたえることはいうまでもない.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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