微量天びんを用いるアルコキシル基のデシミリグラム定量 : 有機微量分析に関する研究(第11報)
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概要
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著者が前に報告したアルコキシル基微量定量法の超微量化の可能性について理論的に検討し,可能にするための条件を見いだした.本定量法に付随する各種誤差源および微量天びんの精度に対し実験的検討を加え,本定量法に若干の改良を加えることにより,上記の条件を,ほぼ満足させることができた.超微量化した本法により標準試料を分析し,標準偏差2.1%(メトキシル基)および2.5%(エトキシル基)の精度で,微量天びんを使用するデシミリグラム定量が可能であることを確認した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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