二,三の金属イオンの交流ポーラログラムに対する溶存酸素の影響

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概要

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• 交流ポーラログラフィーにおいては,適当な支持塩を使用することにより,被還元イオンの濃度と波高とが,酸素溶存においてもよく比例することがわかった.たとえば,Cd<SUP>2+</SUP>にたいしてはアンモニウム塩を支持塩として使用することにより溶存酸素の影響がさけられ,その検量線は直線となる.またPb<SUP>2+</SUP>およびZn<SUP>2+</SUP>は溶存酸素の影響をうけて,その還元電位の変化,あるいは二段の還元波を示すことが認められた.

• 社団法人 日本分析化学会の論文

著者

• 白井 ひで子

  東京大学生産技術研究所

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