ポーラログラフによるスズ (IV) および鉛 (II) の同時迅速定量 (半田の分析) : ポーラログラフによる冶金分析法の研究 (第6報)
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概要
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(1) スズ (IV) と鉛 (II) をポーラログラフにより同時定量するため, 臭化アンモニウム溶液を基礎液とした場合の両イオンのポーラログラフ的性質について検討し, 半田分析への応用の目的から, 基礎液組成は4<I>M</I>臭化アンモニウム+0.5<I>N</I>塩酸+0.01%-ゼラチンが最適であることを見出した. (2) この場合スズ (IV) の第二波と鉛波は重複するので, スズの第一波よりスズを, 第二波よりスズ+鉛合量を求めスズ (IV) と鉛 (II) を同時定量した. (3) 10種類の半田を分析し, 分析所要時間35〜40分で良好な結果を得た
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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