テトラフェニルホスホニウム・クロライドによる過マンガン酸根,過塩素酸根の電流滴定 : 分析化学におけるオニウム化合物の適用に関する研究(第19報)
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概要
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オニウム化合物であるテトラフェニルポスホニウム・クロライド(T.P.P.C.)を試薬として過マンガン酸根および過塩素酸根の電流滴定を試みた.<BR>1.0×10<SUP>-3</SUP>Fの過マンガン酸カリウム溶液について0.5F硫酸ナトリウムを支持電解質とし,滴下水銀による過マンガン酸の還元を防ぐため四塩化炭素を使い±2%の滴定誤差内で電流滴定をなしうることを認めた.<BR>1.0×10<SUP>-3</SUP>Fの過塩素酸カリウムについて2F塩化カリウムを支持電解質とし±2%の滴定誤差内で電流滴定をなしうることを認めた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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