β線の後方散乱による分析法の基礎条件の検討
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概要
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<SUP>90</SUP>Srβ線を試料に入射し,コリメーターを使用して,一定の散乱角を有するもののみをGM管によって計算する方法により,散乱角を変化させたときの各元素による散乱線の吸収曲線を測定した.散乱法による検出感度を向上させるためには,できるだけ大きな散乱角を有する散乱線のみを検出し,かつ適当な厚みのフィルターを放射線検出器窓につけるとよい.各元素のβ線後方散乱係数と原子番号との関係をも検討した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文