高純度ビスマス中の微量亜鉛のポーラログラフ定量法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
チオシアン酸アンモニウム-エチルエーテルによる亜鉛,ビスマスの抽出条件について調べ,ついでビスマスが1〜2g存在する場合の亜鉛の抽出条件を検討し,塩酸2<I>N</I>,チオシアン酸アンモニウム3<I>M</I>,液量30m<I>l</I>,エチルエーテル15m<I>l</I>×2回の条件で亜鉛の抽出率97%を得た.この場合のビスマスの抽出量は0.5mg以下で妨害しない。また亜鉛の支持電解質としては,1<I>M</I>リン酸がク形波ポーラログラフ,R.F.ポーラログラフともに適しており,後者のほうが感度がよい.<BR>本法ではヒ素,スズ,アンチモン,鉄,銅などの他の不純物元素は50倍存在していても影響しない.定量下限は0.xppmで,所要時間は約3時間半である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
関連論文
- ク形波ポーラログラフ法によるテルル地金中の銅,鉛の迅速同時定量法
- 高純度ビスマス中の微量亜鉛のポーラログラフ定量法
- ポーラログラフ法による鉛地金中の銅,ビスマスの迅速定量法
- Analytical Applications of the High Sensitive Polarograph (Part 1.):Determination of Zinc in High-purity Cadmium Metal
- Analytical Applications of the High Sen sithle Polarograph (Part 2):Detein1i.nathon of Cadmium in High-purity Indium Metal