活性炭吸着濃縮による都市空気中自動車排気ガス測定法
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概要
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都市空気中の自動車排気ガス濃度を簡便に測る方法として,活性炭による吸着濃縮法を試み,操作法を定めた.脱気した活性炭0.5gにマリオットびんを用いて空気10<I>l</I>を通し,このとき吸着した成分をふたたび追い出してガスクロマトグラフィーによってブタンまたはペンタンを代表として測定し,その値から排気ガス量を求めた.水素炎イオン化検出器を使用し,定量限界は1ppbであった.東京都の環境空気調査に適用して時間変化,地域変化の追求に有効であることを確かめた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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