空気および排ガス中の硫化水素のガスクロマトグラフ分析
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概要
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ガスクロマトグラフ法による低濃度汚染ガス分析の一環として,硫化水素に対する操作法を検討した.試料は固体酢酸鉛との反応で捕そくし,生成した硫化鉛を塩酸により分解して硫化水素を発生させガスクロマトグラフに導入した.各操作について定量性を調べ,ppm前後の試料に対する最適の方法を定めた.本法の特長として,固体試薬を使用することによる採取操作の容易,採取,保存時における酸化の防止,他成分との同時分析などが示された.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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