発光分光分析法による金地金中の微量の銀およびパラジウムの定量
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概要
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金地金中に不純物として含まれる数ppmオーダーの銀とパラジウムの発光分光分析法を確立した.標準試料は金地金の生産工程の中間品について銀とパラジウムを化学分析して適切なものを用いた.電流,極形,極間距離などを検討した結果,金地金100mgを発光試料として直流アークで発光し写真測光法で定量した.銀4〜30ppm,パラジウム4〜100ppmの範囲で直線の検量線を得た.本法による分析時間は約3時間で,変動係数は銀とパラジウムについてそれぞれ14%,6%である.
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