中性子放射化法による高純度リン中の銅,ヒ素,アンチモンの定量
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概要
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中性子放射化分析によって高純度リン中の銅,ヒ素,アンチモンの定量を行なった.試料0.2gをJRR-2で20分の照射を行ない,それぞれの担体を加え硝酸により分解したのち,硫化物の沈殿をつくりリンと分離した。陰イオン交換分離法を適用し個々の分離を行ない,ガスフローカウンターおよびγ線波高分析器によって放射能の測定を行なった.平均化学収率は銅:86%,ヒ素:85%,アンチモン:79%であり,本法により銅:7×10<SUP>-4</SUP>μg,ヒ素:5×10<SUP>-4</SUP>μg,アンチモン:9×10<SUP>-4</SUP>μgが検出可能である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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