サイクラミン酸ナトリウムの簡易迅速定量法
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概要
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サイクラミン酸ナトリウムがジメチルスルホキシドと硫酸により沸騰水中で分解してシクロヘキシルアミン(CHA)を生成することを見いだし,その定量性について調べた.<BR>CHAをキンヒドロンと反応させると赤色の呈色物質を与えるので,その吸収を495mμで測定すると100〜1000μg/m<I>l</I>の範囲でベールの法則に従う.この方法の分析精度は標準偏差15.5ppm,変動係数2.5%である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文