キシレノールオレンジによるトリウム中の微量希土類元素の吸光光度定量
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概要
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キシレノールオレンジを用いてトリウム中の20~200ppmの希土類元素を吸光光度定量する方法を検討した.<BR>トリウムを前処理で除くため試料溶液にチオシアン酸アンモニウムを添加して2.0<I>M</I>とし,15%TBP-CCl<SUB>4</SUB>で抽出を行なう.トリウムを完全に分離除去するため,さらに5%TBP-CCl<SUB>4</SUB>で2回抽出を行なったのち,50%TBP-<I>n</I>-ヘキサンで希土類元素を有機相に抽出する.0.5<I>M</I>酢酸塩緩衝液(pH=6.0)で希土類元素を水相に逆抽出したのち,キシレノールオレンジを用いて吸光光度定量する.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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