5-置換-2, 3-ジクロル-1, 4-ナフトキノンとアニリンとの反応 : ナフトキノン誘導体の合成的研究 (第1報)
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概要
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5-位にニトロ基, アミノ基およびアセチルアミノ基をもつ2, 3-ジクロルー1, 4-ナフトキノンとアニリンを縮合させ, 生成が予想される2種の異性体を分離し, それらの構造を合成的に決定し, かつそれらの5-位の置換基が2, 3-位の反応性におよぼす影響について検討した。各異性体の融点をつぎに示す。2-アニリノ-3-クロル-5-ニトロー1, 4-ナフトキノン, mp249.5〜50.0℃;3-アニリノ-2-クロル-5-ニトロ-1, 4-ナフトキノン, mp277.5〜8.5℃;5-アミノー2-アニリノー3-クロルー1, 4-ナフトキノン, mp208.5〜9.5℃;5-アミノー3-アニリノ-2-クロルー1, 4-ナフトキノン, mp226.5〜7.5℃;5-アセチルアミノ-2-アニリノ-3-クロルー1, 4-ナフトキノン, mp278.5〜9.5℃;5-アセチルアミノ-3-アニリノ-2-クロル-1, 4-ナフトキノン, mp253.5〜4.0℃.
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
著者
-
笠井 俊保
東京工業大学染料化学教室
-
倉林 亮
東京工業大学工学部合成化学科
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鈴木 良雄
東京工業大学工学部合成化学科
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吉田 明男
東京工業大学工学部合成化学科
-
鶴岡 信三
東京工業大学工学部合成化学科
-
笠井 俊保
東京工業大学工学部合成化学科
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鶴岡 信三
東京工業大学
-
笠井 俊保
東京工業大学工学部
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