含フッ素DL-アラニン誘導体の合成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アラニンのβ位にペルフルオロアルキル基を含有する含フッ素DL一アラニン誘導体を合成する目的で, ヨウ化トリフルオロメチル, ヨウ化ペンタフルオロエチル, ヨウ化ヘプタフルオロ-<I>n</I>-プロピル, ヨウ化ヘプタフルオロ-<I>is</I>-プロピルとアクリル酸エチルとの光付加反応によってβ位にペルフルオロアルキル基を有するα-ヨードプロピオン酸エチルを合成した。次いでアジ化ナトリウムを用いてαアジド-β-ペルフルオロアルキルプロピオン酸エチルとし,その接触還元によって含フッ素アミノ酸の合成をおこなった。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文