(トリクロロビニル) アルキルベンゼン類の合成
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概要
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側鎖にトリクロロビニル基を有する数種のアルキルベンゼンを, テトラクロロエチレンとアルキルベンゼンからジ-<I>t</I>-ブチルペルオキシドを用いて反応温度120〜130℃で合成した。収率は, 原料アルキルベンゼンで示すと<BR>トルエン (54.7%) > (ベンゼン, 52.0%) >エチルベンゼン (19.3%) ><I>n</I>-プロピルベンゼン (15.0%) の順にアルキル基の炭素数の増加するにつれて減少した (ベンゼンについては過酸化ベンゾイルを用いた) 。<BR>またアルキルベンゼンの二量体も, これらの反応中に生成することが認められた。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
著者
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