2nd International Symposium on Homogeneous Catalysis (2nd ISHC, 1980年9月1日〜3日, 西独, Düsseldorf) に出席して
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概要
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第2回均一系触媒反応国際シンポジウム (2nd ISHC) は, 昭和55年9月1日から3日まで, 西独Düsseldorfにおいて, マックス・プランク石炭研究所 (Max-Planck-Institut für Kohlenforschung) の所長であり現ドイツ化学会会長でもあるG. Wilke教授をChairmanとし, ドイツ化学会主催, ヨーロッパ化学連合 (Federation of European Chemical Societies, FECS) 後援 (27th Event of FECS) で開催された。この国際シンポジウムがどのようにして組織されたかについては, 本誌37巻7号に佐伯博士・石井教授が経緯を書いておられるが, エネルギーおよび資源問題に関連した米国内での1974年のWorkshop on Fundamental Research in Homogeneous Catalysis, 1976年イタリア, 1977年京都で開催された同じ趣旨のInternational Workshopを引き継いで, 1978年第1回のISHCが, テキサスA&M大学のM. Tsutsui教授をChairmanとしてTexas州Corpus Christiにおいて開催され大成功をおさめたのである。以後1年おきに開催することに国際組織委員会 (日本代表は石井教授) で決定され, 今回がその第2回という次第である。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
著者
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