アセナフテンの接触気相酸化
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概要
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アセナフテンの接触気相酸化によつて, なるべく純粋な無水ナフタル酸を1段反応で収率よく得ることを目標として本実験を行い, 特に触媒の組成と反応条件を検討した。その結果, 軽石粒に10%のV<SUB>2</SUB>O<SUB>5</SUB>とその1.5〜2.0モル比にあたるK<SUB>2</SUB>SO<SUB>4</SUB>を加えた触媒がよく, 反応温度360〜70℃, 理論の20倍の空気量, 空間速度500の条件で行うと, ほとんど純粋な無水ナフタル酸が理論の82%収率で得られることを知つた。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
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