霜の製造装置 “霜箱” の作製
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概要
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新雪を対象とした実験を無雪期に行なう際に, 天然の新雪の代わりに大量の霜を使うことを考え, 霜を大量に製造する装置 “霜箱” 1号および2号を作製した.霜箱は蒸発槽, 送風機, 麻紐群および引出で構成されており, 霜の製造はこれを-20℃前後の低温室で稼動させて行なう.<BR>90cm×90cm×50cmの大きさを有する霜箱1号の製霜能力は最高3.5kg/日で (霜の密度0.04g/cm<SUP>3</SUP>, 羊歯状結晶), 185cm×135cm×100cmの霜箱2号の製霜能力は最高12.3kg/日 (0.03g/cm<SUP>3</SUP>, 羊歯状結晶) である.
- 社団法人 日本雪氷学会の論文
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