全身性エリテマトーデスが双方に発症した一卵性双生児姉妹例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
SLEの一卵性双生児姉妹双方発症例とHLAのfamily studyの結累を報告する.妹は5年の経過で,ネフローゼ症候群より腎不全に陥り,敗血症で死亡した.姉はネフローゼ症候群を合併したが,寛解し5年後プレドニゾロンを離脱した.他の家族には免疫学的異常を認めなかった.特定のHLAと家族内発症との間には連関を認めなかった.従ってSLEの発症因子をHLAと連鎖した単一の遺伝子で説明することは困難であった.
著者
関連論文
- 糖尿病を合併する本態性高血圧症におけるNilvadipine (Nivadil^) の降圧効果と糖・脂質代謝に及ぼす影響の検討
- 体質学と心身医学
- 全身性エリテマトーデスが双方に発症した一卵性双生児姉妹例
- 沖縄県における血圧の季節変動
- 沖縄県における高血圧の疫学的研究
- A case of lung embolism with frequent faints.
- Measurement of Hemoglobin A1 (A1C) and its Clinical Implications
- Systemic lupus erythematosus in three sisters.