血管造影で濃染像を呈する脾過誤腫を合併したインスリノーマの1例
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概要
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症例は57才の女性,主訴は意識障害,精査の結果インスリノーマ診断し,腫瘍局在診断を試みた,血管造影と経肝門脈カテーテル法で陽性所見を呈し,血管造影では膵体部と脾に濃染像を認めた.多発性か異所性,あるいは転移性である可能性が考えられた.術後,前者がインスリノーマで,後者は脾過誤腫であるこどが判明した.インスリノーマに脾過誤腫を合併し,その局在診断と予後の判定が困難であった1例を報告する.
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