2.緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)
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概要
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1962年のAd Hoc委員会の分類で筋収縮性頭痛といわれていたものが, 1988年の国際分類では緊張型頭痛という名称になったので,表題のようなタイトルになったのであろう.しかしいずれにしろ「これは慢性頭痛の代表的なものである.具体的にいえば,睡眠不足になったり,取り越し苦労が続いたり,毎日の生活の疲れによって現れる頭痛である.自分のペースないし許容範囲を超えた,負担のある生活の結果現れる症状と考えられる.したがってその治療方針は,現在の生活のどこを改善したらよいか,毎日の疲れをいかにしてなくするかがポイントである.
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