4.心不全における運動能力の評価とその意義
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概要
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慢性心不全例の運動能力は心肺運動負荷試験による各種指標(最大酸素摂取量, ATなど)により客観的に評価可能であり,これらは臨床的な心不全の重症度をよく反映する.慢性心不全例の運動能力低下には心機能低下のみならず,末梢骨格筋の変化など種々の因子が関与する.慢性心不全例の運動能力評価は,今後解決を要する問題を残してはいるが,種々の治療効果の判定や運動療法の指標として用いられ,その有用性が確立されつつある.
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